取り返し不可!進路選択が決定的に大切な職業

こんにちは。kodaです。
今回は「取り返し不可!進路選択が決定的に大切な職業」というテーマで
“進路選択を間違えると取り返しがつかない職業”
について書いていきたいと思います。
秋になってくると中高生の中には進路選択(文理、科目、受験…)に迫られる方も多くなってきますね。
特に文理選択は「あとで取り返しがつかないから慎重に考えて決めるように」などと脅されるものの、世の中に出回っている情報では十分に検討できるだけの情報は得られないように思います。
しかも実際のところ「本当に進路選択は取り返しがつかないのか」といえばそうではないことも多いです。
私も多くの社会人の方とお会いしてきましたが、
20~30代で大学に入り直した、という方もちらほらと散見されます。
たまに50代以降で大学に入学し、メディアで取り上げられたりしてますよね。
なので極論としては、
「本気で進路変更したければ大人になってからでも可能」といえます。
ただし、現実問題として、家族を持つ20-30代以降にキャリアチェンジするには諸条件が揃わないと極めて難しいと言えます。
例えば、
・無収入になっても暮らしていける
・結婚している場合は家事を分担できる
・子どもがいる場合は世話をしてくれる人がいる
などです。
それに周りが経済的に「稼ぎ時」となっている時期に
自分だけ改めて学び直すということは、
それだけ実務経験を積むスピードが遅れてしまうため、
キャリアの観点では大きなダメージとなります。
上記の理由から、
「本気で変えたければ後から変更もできるけど、相当の覚悟とリスクを承知の上で無いと難しい」
というのが中高生で迎える進路選択のリアルです。
今回は中高生が将来就きたい職業としてよく挙げる職を中心に、
「進路選択を間違えると取り返しがつかない職業」
について書いていこうと思います。
※ちなみに「取り返しがつかない」の定義は以下の通りです。
・代替手段での修得が不可能か極めて難しい
・キャリアへのダメージが比較的大きい
・取り戻しに必要な年数が長い
進路選択を間違えると
取り返しがつかない職業
ずばり、「進路選択を間違えると取り返しがつかない職業」は以下の通りです。
・医者、看護師、臨床検査技師などの医療従事者:医者は6年制、その他も実習含めリカバリー大変
・薬剤師:6年制の学修が必要
・法律家(弁護士、裁判官、検事):大学院卒が受験資格
・臨床心理士:大学院卒が受験資格
・教員:教職過程の履修が必要(ただし教育学部以外でも教職課程は履修可能)
・機械系エンジニア:大学院卒が大多数
・コンサルタント:大手ファームは学歴重視(早慶以上、難関国公立以上)
・研究者(化学、素材、化粧品):大学院卒が大多数
など
取り返しがつく職業
※進路選択、学部選択に
左右されづらい職業
・会社員(営業、企画・管理、事務、販売・サービス):いろんな学部卒が混合
・公務員:法学部が若干有利も学校や対策資料充実
・IT系:未経験でも就職可能。短期間の学校充実。
・栄養士:最短2年の専門学校で資格取得可能
・デザイナー:未経験就職はかなり厳しいが学校充実
・建築士:通信講座でも取得可能
・保育士:通信講座でも取得可能
など
まとめ
もちろん上記職種に勤めている方、詳しい方の中には、
「法律家だって、社会人になってから学び直した人がいる」
「建築士は大学で建築学を学んでないときつい」
などの異論、反発も多くあると思われます。
今回はあくまで中高生の進路選択の際に、
どこまでシビアに考えて選択しなければいけないか、
という点にフォーカスを当てて書いておりますので、
ご理解いただけますと幸いです。
※ぜひコメント欄でご意見も頂戴したいです。
ということで、繰り返しになりますが、
中高生の皆さんは将来の方向性も考えながらしっかりと検討して進路選択してくださいね。
今回は以上になります。お読みいただきありがとうございました。
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